カレーで旅気分♪つくば・守谷・取手・つくばみらいの個性派カレー6選!

カレーで旅気分♪つくば・守谷・取手・つくばみらいの個性派カレー6選!

  • 2021年11月4日 
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テイクアウト

一気に寒くなり、体がポカポカする「カレー」が美味しい季節になりました。

今回は、シンヴィングエリア(つくば・守谷・取手・つくばみらい)で食べられるカレー6品をお届けします。南北インド・ネパール・スリランカ・タイのカレーから、札幌名物のスープカレーまで、旅気分を味わえる個性豊かなカレーが大集合。

全てテイクアウトOKなので、ご自宅でも職場でも、自由に楽しんじゃってくださいね!

※五十音順に紹介していきます。

アイマン(Ayman)/つくば
マトンカレー

アイマンは、つくば市桜で2019年にオープンしたインドレストランです。インド人シェフが腕を振るった、ハラール対応(※)のインド料理が堪能できます。

※ハラールとは、イスラム教を信仰するムスリムの方々が食べられる食品のことで、食肉の処理方法などに厳格な決まりがあります。

ランチのテイクアウトメニューの中で特に人気という、カレー+ナンまたはライスのセット(500円)。8種類のカレーの中から「マトンカレー」を選びました。

辛さレベルは、甘口・普通・1辛~10辛と細かく選べ、追加料金で11辛以上にもできるのだそう…!

今回は店員さんおすすめの1辛に。じんわり体が温まってくるカレーの辛さと、ゴロゴロと入ったマトン(羊の肉)の香りが絡み合って「最高…」の一言。

スパイシーな中に羊肉特有の風味が際立ち、ラムチョップとかジンギスカンが大好きな人にはたまらないと思います。

アイマンでは、カレーの他、肉や魚をスパイスと共に炒めたインドの混ぜご飯「ビリヤニ」も人気があり、インドやパキスタンで良く食べられる羊肉の煮込み料理「カダイゴーシュト」「アチャリゴーシュト」など、ちょっと珍しいメニューも揃っています。

振り幅の広さが魅力のアイマンで、ディープな南アジア料理を堪能してみては?

アイマンの店舗概要

元気な赤い看板が目印となるお店の2階には、ハラールフードやスパイスのショップがあります。

住所/つくば市桜2-4-10

電話番号/029-896-3557

営業時間/ランチ11:00~16:30、ディナー17:00~23:00

定休日/年中無休

Instagram/https://www.instagram.com/ayman_tsukuba/

江戸崎CAMPカレーみらい平店/つくばみらい
太陽のスープカレー

つくばみらいで、札幌発祥のスープカレーを食べられるお店を発見しました!

江戸崎CAMPカレーみらい平店は、TXみらい平駅そばのカレー屋さん。稲敷市にあるスープカレー&キーマカレーの専門店「カントリー×旅カフェCAMP」で大人気となったカレーが、シンヴィングエリアでも食べられちゃうんですよ♪

看板メニュー「太陽のスープカレー」(1,408円)。ライスには焦がしチーズ(110円)をトッピングしました。

もはやカレーが見えないほどの、ぎっしりお野菜…!県内産の野菜に限定し、食感や風味を残すために揚げ時間を1分以内にするなど調理方法にもこだわっています。素揚げ野菜とスパイシーなカレースープ、良く絡むんだこれが。

そして、写真では野菜の下に隠れてしまっている「チキンレッグ」が、想像以上にビックサイズでした。気になる人はぜひ食べてみて!

みらい平店では、スープカレー4種類とキーマカレー2種類を展開していて、全て辛さが選べます。辛みがさほど得意ではない方には「辛さなし」か「ピリ辛」がおすすめだそう。(ピリ辛にしたけど、結構辛くて汗かきました)辛さなしのキーマカレーなら、子どもでも食べやすいそうですよ。

野菜のたっぷり感と言い、チキンの大きさと言い、贅沢な気分を味わいたいときにぴったりなご褒美カレーでした。

江戸崎キャンプカレーみらい平店の店舗概要

お店の場所は、モンブラン特集でご紹介した「Sweets home iroha」さんが1階に入るMTCビルの2階。鳥料理が評判の居酒屋「みらいキッチン」と同店舗で、ランチタイムにカレーが提供されています。外観は居酒屋さんですが、一歩店内に入れば美味し~いスープカレーが待っていますよ♪

住所/つくばみらい市陽光台1-18-5 MTCビル2F-1

電話番号/029-744-5250

営業時間/11:30〜15:00(L.O.14:30)

定休日/火曜日

Instagram/https://www.instagram.com/edosaki_camp_curry/

クマリレストラン(KUMARI RESTAURANT)/取手
クマリズカレー

クマリレストランは、国道6号線と国道294号線の丁字路交差点にある、黄色い建物のネパール・インド料理店。ドライブ中に目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

2007年のオープン以来、取手で15年近く愛されてきました。

クマリオリジナルの「クマリズカレー」とプレーンナン(1,058円)。主食にはサフランライスも選べますが、クマリズカレーにはナンのほうがおすすめだそう。

クマリでは、インド料理もネパール料理も提供していて、クマリズカレーは、ネパール寄りのカレーとのこと。辛味と酸味が調和したトマトベースのカレーに、じゃがいも・にんじん・グリーンピース・かぶ・しめじとチキンが入っています。その時々の旬の野菜を使用していて、3日~4日で具材が変わるのだそうな。かぶとカレーがマッチするのが新たな発見でした!

インドカレーとネパールカレーの違いとしては、ネパールのほうが辛さ控えめだと言われています。インドカレーと同様に数種類のスパイスを使用するものの、唐辛子はあまり使わないからだとか。また、バターチキンなどのこってりしたカレーと比べると、スープがサラッとしていて、野菜を多く使うためヘルシーです。

確かに、クマリズカレーには、ホール(原型のスパイス)のクミンシードが入っていたりとスパイスがしっかり感じられる一方で、ヒリヒリ系のハードな辛みはありません。スパイスの風味と、野菜の甘みが共存した優しいネパールカレーでした♪

クマリレストランの店舗概要

いつ見ても可愛い建物!ネパールの雑貨や食品を販売するお店が併設されているので、プチ海外旅行気分を味わってみては。

住所/取手市白山1-8-37 戸建1F

電話番号/

平日の営業時間/ランチ11:00~15:00(L.O.14:50 )、ディナー17:00~22:30(L.O.22:00)

土日祝の営業時間/11:00~22:30(L.O.22:00)

定休日/年中無休

HP/https://kumari-curry.com/

コップンカフェ(Coppun Cafe)/守谷
タイカレー(イエローカレー)

異国のカレーといえば、タイカレーは外せないよね!守谷市にあるコップンカフェは、タイ料理をはじめとした創作料理やケーキが楽しめるカフェです。

激辛グルメ特集では、辛さが選べるガパオライスを紹介させていただきました。

そんなコップンカフェでは、グリーンカレー・イエローカレー・レッドカレー2種(辛め・辛さ控えめ)の計4種類のタイカレーが日替わりで提供されています。

何色が待っているかわくわくしながらお店に向かうと、イエローカレー(918円)の日でした!オーナーさんによると、タイカレーの中でも日本のカレーに風味が近く、食べやすいのがイエローカレーだそうです。

一番辛いのは青唐辛子が効いたグリーンカレーで、辛さ控えめのレッドカレーならお子さんでも食べられるかも、とのこと。

お弁当のフタを開けた途端、東南アジア~なかぐわしい香りが♪コップンカフェのイエローカレーには、ターメリック・シナモン・ナツメグ・ライムリーフなどのスパイスに加え、ココナッツミルクやパームシュガー(ヤシの砂糖)など、タイ料理に欠かせない調味料がたっぷり。

タイカレーは、砂糖がふんだんに使われるのも特徴だそう。辛さの中にも甘みや酸味などが主張する、タイカレーの奥深い味わいの秘訣がわかりました。

ご飯には、最高級のタイ米「ジャスミンライス」を使用。上品な甘い香りのご飯が、辛じょっぱいカレーとめちゃくちゃ合いますよ~。

コップンカフェの店舗概要

テラス席もあります!こんなおしゃれなお店が近所にあったら、毎日ふらりと寄っちゃいそう。

住所/茨城県守谷市板戸井1792

電話番号/029-745-2239

営業時間/11:00~19:00(ランチ11:00~14:00、パンケーキ&フード14:00~19:00/L.O 18:00)

定休日/日曜日・月曜日

Instagram/https://www.instagram.com/coppuncafe/

タージ・マハル/つくば
マサラドーサ(ドーサ用カレー付き)

2020年春にオープンした、つくばの南インド料理専門店タージ・マハル。ちょっと珍しい、ミールスやドーサなどの南インド料理が味わえるお店です。

同じインドカレーでも、北と南では具材や風味が大きく異なります。北インドのカレーには、牛乳やバターなどの乳製品や、クミン・シナモン・コリアンダーといったスパイスが多く使われていて、濃厚な味わいです。一方、南インドのカレーは、ココナッツミルクや野菜、豆類が多用されるサラッとしたカレーで、スパイスにはカレーリーフやブラックマスタードが用いられます。私たちが「インドカレー」と聞くと連想するバターチキンやサグカレーは、北インドのカレーで、南インドカレーのほうが辛い傾向にあるのだとか。

また、北インドは小麦の文化圏なので、ナンやチャパティなどのパン類が主食で、南インドは米食という違いもあります。

タージ・マハルでは、北・南どちらのカレーも扱っていて、今回は南インド料理の中でテイクアウト可能な「マサラドーサ」(1,296円)を食べてみました。大きすぎて、お皿からはみ出てる~(笑)

※テイクアウト用に包んでもらう前に撮影しました。

ドーサとは、米粉や豆を原料とする生地でつくった南インドのクレープのような料理で、その中でも定番なのがマサラドーサ。じゃがいもや玉ねぎをスパイスで味付けした「ポテトマサラ」が包まれています。

野菜たっぷりのドーサ用カレー・トマトチャトニ・ココナッツチャトニが付いていて、ドーサを手でちぎって、カレーやチャトニを付けながら食べます。チャトニは、インドの万能ソースです。

ドーサの生地には、パリッとした部分とモチッとした部分があって、食べ進めるのが楽しい!ポテトマサラは、しょっぱいポテトサラダという感じで、パクチーも入っていましたが、さほどクセがなく食べやすい味わいです。

しょっぱいマサラをスパイシーなカレーやチャトニに付けて食べると、さまざまなスパイスが重なり合って、ものすごく深い味わいが口いっぱいに広がります。

ドーサの調理風景を見学させていただきました。ほんとにクレープみたい!

南インドの料理店で10年以上の経験を積んだというインド人シェフによる手さばき、見事でした…。

タージ・マハルの店舗概要

洞峰公園の北駐車場すぐそばにあるタージ・マハル。テラス席はペットOKですよ~。

住所/ 茨城県つくば市二の宮2-14-15

電話番号/ 029-855-4561

営業時間/ランチ11:00~15:00、ディナー17:00~23:00

定休日/火曜日

facebook/https://www.facebook.com/TajMahalTsukuba/?ref=nf&hc_ref=ART0iJgrSLsgSJGs9jV4aNHzIciJBCD64tTTmMeBOVGwTU7n4a-JpzzPnBkvJyASL0E&__tn__=%3C-R

ヘラディワ(Heladiwa)/つくば
スリランカカレー

スリランカは、インド南東部のインド洋に浮かぶ島国。スリランカ料理は、辛味が強いのにも関わらず、日本人の口に合うんだとか。

一体なぜでしょうか。その秘密を探るべく、つくば市天久保にあるスリランカレストランのヘラディワに行ってきました!

3色そぼろ丼みたいでかわいい、チキンカレー弁当(864円)。こちらのお弁当は平日ランチタイムのみの提供で、その他の時間帯には別のお弁当やお料理をテイクアウトできます。

左から、チキンカレー・ココナッツサンボル・レンズ豆のカレーです。ココナッツサンボルとは、スリランカの「ふりかけ」で、ココナッツファイン・唐辛子・モルディブフィッシュ(スリランカのかつお節)などをブレンドしたもの。ココナッツサンボル、辛いけどクセになる味で、お酒のアテにぴったりだと思うので、ぜひ瓶詰で販売してほしい(笑)

ヘラディワのスリランカカレーは、今回食べたカレーの中で一番辛かったです!20種類以上のスパイスを使っていて、カレーリーフやランペなど葉っぱ系のホールスパイスがゴロゴロ入っているため「スパイスそのものを食べてる感」がすごく、異国の料理感抜群。スリランカ料理がこんなにアツいとは…。

チキンカレーとココナッツサンボルは辛かったけど、豆のカレーが比較的マイルドなので、混ぜながら何とか食べられました。辛さは選べず、オーナーさんいわく「日本人の好みに寄せていない本場の味」だそう。素敵。

スリランカのカレーは、ココナッツが多用されるのも特徴で、全体的にココナッツが香るのも印象的でした。

なお、チキン・ビーフ・マトン・野菜カレーから選べるお弁当メニューの中では、野菜が一番マイルドなのだそう。辛さが不安な方は、まずは野菜カレーからチャレンジしてみて!

あ、なぜスリランカ料理が日本人にウケがいいのかというと、日本のかつお節にあたるモルディブフィッシュが使われていることや、複数のカレーやおかずを少しずつ盛り付ける彩り鮮やかな料理が、日本人の感覚に合うのだとか。3色そぼろ丼を連想したのも、あながち間違ってなかったわけだ…(笑)

ヘラディワの店舗概要

グリーン天久保という建物の2階にお店があります。2号店のヘラディワ北条店(つくば市北条5124-2)では、キッズ向けの350円弁当も展開しているのだそうですよ!

住所/つくば市天久保1-8-6 グリーン天久保 2F

電話番号/029-893-4442

営業時間/ランチ11:30~15:00、ディナー17:30~21:30

定休日/月曜日

Twitter/https://twitter.com/heladiwacurry

まとめ

シンヴィングエリアで食べられる個性的なカレー6品をお届けしました!

取材のために毎日毎日カレーを食べて、「もうカレーなんて見たくない!」と拒否反応が出るかと予想していました。が、これだけカレーを食べたにも関わらず、まだまだカレーを欲してます(笑)おそるべし、カレーの魔力。

記事をまとめながらもまた食べたいな~と思ってしまうほど、どのカレーも美味しかったので、気になるお店があれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

 

参考文献:井上岳久『カレーの世界史』SBクリエイティブ、2020年

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小原らいむ

千葉県からつくば市に引っ越してきたフリーライター。1994年生。 新参者目線で、茨城の魅力をたくさんお届けしたいです♪ 愛犬の黒柴と楽しめるスポットも絶賛開拓中。 好きなもの→犬、植物、ハードロック、SUV、お酒、コーヒー、ニンニク

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