ちゃっかり母さん「貯まる家計への第一歩とは?」

ちゃっかり母さん「貯まる家計への第一歩とは?」

  • 2018年11月28日 
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お金ちゃっかり母さん世代

人生の三大出費「住宅」「教育費」「老後」に備えるにはどうしたらいいの?
住宅の購入費や教育資金など、将来、大きな出費が予想される子育て世代は、
特に不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで“お金のプロ”である、ファイナンシャルプランナー(FP)の中山紀子さんに
子育て世代の気になる“お金のハナシ”を聞いてみました。
 

日々の“やりくり”の相談もOK

私たちが相談を受ける際に、まず作成するのが「キャッシュフロー」と呼ばれる、
一定期間の支出と収入をまとめた表です。
キャッシュフローは、食費をはじめ、あらゆる暮らしのお金を確認しながら作るため、
FPには住宅ローンや保険の見直し、資産運用といった長期的なお金のことだけでなく、
月々の家計のやりくりなども気軽に相談していただいてOKなんです。

貯金できる人は、○○上手!

貯まらないご家庭にありがちなのが「何にいくら使っているのか知らない」ということ。
これは特に、共働きのご家庭に多いですね。
収入に余裕がある分、支出がかさんでも何とかなってしまうからでしょう。
それでは「今」はよくても、先々の不安は増すばかりです。

ズバリ言わせていただくなら「貯金上手=管理上手」。

貯蓄への第一歩は、お金の流れを把握し、
1か月で“使っていいお金”を具体的に数字で知ることです。

貯蓄分は手元に残さない!

“使っていいお金”が分かったら、初めに貯蓄分を差し引いてしまいましょう。
貯蓄分は積立式の預金に回すなど、手元に残さないように貯まる仕組みを作ることも
重要です。
また、病気やケガなどのための「短期」、旅行や家電の買い替えなどの「中期」、
老後や住宅費などの「長期」と貯蓄を3つに分け、定期預金や投資など、
それぞれに合った貯蓄方法を選ぶと、より効果的に貯めることができます。
また、最近は「夫婦で別のお財布」という方も増えていますが、
1つくらいは「夫婦のお財布」を作って欲しいですね。
ぜひお子さまも交えて家族で、「今」と「将来」を幸せに暮らすための、
お金の話をしてみてください。

【次回は】
“借りられるお金”で決めていませんか?
お金のハナシ~マイホーム編~です!

【教えてくれた人】


FPオフィスライフワークス 代表 中山紀子さん
家計のコツから住宅の購入相談、保険の見直し、資産運用まで、
相談者の立場に立ったきめ細やかで親身なサポートが好評。
また働く女性として実体験に基づいた的確なアドバイスでも
共働き家族の強い味方となってくれる。

『FPオフィスライフワークス』
住所/つくば市篠崎931-4
TEL/029‐879-0950
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シンヴィング編集部

1994年創刊の地域情報紙シンヴィング。 もっと『守谷』『取手』『つくばみらい』を合言葉に茨城県南地域の情報をお届けします。

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