取手市にある空き家をどうにかしたい!「とりで住ま入る支援プラン」の補助金とは?

取手市にある空き家をどうにかしたい!「とりで住ま入る支援プラン」の補助金とは?

  • 2022年9月1日 
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リノベーションリフォーム更地

取手市にある実家が急に空き家になった! でもまだ売る決心がつかない

実家が取手市にあり、遠方に住んでいる状態でその空き家を譲り受けた際に、どうしたらいいのかという問い合わせが増えてきています。

売却してしまえば話は早いのですが、子どもの頃に住んでいたという思い出の場所であり、将来的に故郷のこの地に戻ってくる可能性もあることから、なかなか売却の決心はつきません。 かといって、そのまま空き家を維持するにはメンテンナンスなどの諸経費がかかってしまいます。

コストパフォーマンスとしては売却してしまうのがベストな選択なのですが、決心がつかない場合、他にどのような選択肢があるのでしょうか?

古屋付きで売る? 貸す? 更地にする? メリット・デメリット

実は、そのままの状態で売却しようと思っても、傷んでいる箇所などもあり、なかなか買い手がつかないのが現状です。 空き家を売るのであれば、やはりリフォームしてからというのが一般的な話になります。

問題はリフォームに費用をかけ過ぎると、売れたとしても、または借り手が見つかったとしても、トータルではマイナスの収支というケースもあります。 この点はよくよく検討してからリフォームすべきです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

▶空き家の賃貸活用!持ち家を人に貸す場合の注意点

▶売れない『空き家』はどうすべき? 不動産相続を詳しく解説

売却するべきか、貸すべきか、更地にすべきか、そのメリットとデメリットを詳しくご紹介しています。 ちなみに更地にするためには、解体費用が思った以上にかかる可能性があるので注意が必要です。

取手市で空き家を活用したりリフォームしたりするときに使える補助金

取手市では、空き家を活用したりリフォームしたりする際、補助金の対象となるケースがあります。 30万円や40万円、場合によっては100万円の補助金を受けることも可能です。

補助金制度を知っているのと知らないのでは、リフォーム費用に大きな差が生じます。 補助金を受けられるのであれば、もっときれいにリフォームできたのに、すぐ借り手がついたのに、というケースもありますので、ぜひこの機会に使える制度を活用してください。

定住化促進住宅補助制度「とりで住ま入る(スマイル)支援プラン」

取手市独自の取り組みとして「とりで住ま入る(スマイル)支援プラン」という補助金制度があります。 住宅の新築・増築・改修に対して一定の補助を受けられます。 2020年度までの期限でしたが、2024年3月末まで延長になりました。

内容によって対象にならなかったり、上限が異なったり、加算があったりしますので、こちらの補助金制度について項目ごとに確認していきましょう。

  • 住宅取得補助金 最初の補助金制度は、新築一戸建てを購入する際に金融機関で住宅ローンを組んだ場合に適用となる「住宅取得補助金」です。 返済期間は10年以上に限定されます。住宅ローンの3%分の補助を受けることができ、上限は30万円です。 ただし、ここから加算されるケースがあり、「居住誘導区域」に該当する場合は10万円の補助が上乗せされます。 区域に該当するかどうかは取手市の都市計画課にお問い合わせください。 また中学校卒業前の子どもがいる場合は5万円の補助が上乗せされ、勤務地が取手市内の場合はさらに5万円となりますので、最大50万円の補助を受けることが可能です。
  • 住宅リノベーション補助金 中古住宅を購入する際に適用されるのが、「住宅リノベーション補助金」になります。 購入した中古住宅に対し増築工事や改修工事を行った場合、その費用の10%分の補助を受けることができます。 上限は30万円ですが、中学校卒業前の子どもがいる場合は5万円の加算、勤務地が取手市内の場合も5万円の加算となりますので、最大40万円の補助となります。 ただし、工事費が税込みで100万円以上になる場合が対象となります。 屋根や外壁、内壁の張り替えや塗り替え、床や階段のバリアフリー化、ユニットバスやトイレの新設も対象となりますので、まとめてリフォームを計画し、着工前に申請を行ってください。審査に通過したら6カ月以内に着工する必要があります。
  • シニア層の持ち家活用による住み替え支援補助金 貸主が満50歳以上(シニア世帯)で、借主が中学校卒業前の子どもを持つ子育て世代の場合は、「シニア層の持ち家活用による住み替え支援補助金」が適用されます。 対象は3種類あり、「賃貸借契約に係わる仲介手数料等補助」については上限が6万円で補助を受けられます。 また、「入居者募集のためのリフォーム等費用補助」では空き家のリフォームに対して上限6万円の補助を受けることができます。 家賃に対する補助もあり、そちらが1カ月上限1万円、最大3年間の「家賃補助」です。 2024年3月末で終了の予定ですが、それまでに交付が決定していれば2024年3月末以降も申請可能です。

耐震改修工事やバリアフリー改修工事に伴う固定資産税の減額

空き家の耐震改修工事やバリアフリー改修工事を行うと、翌年度の固定資産税の50%が減額となります。 耐震診断は地元の建築業者への依頼が必要で、工事費用も50万円以上という条件があります。 耐震改修工事完了から3カ月以内に取手市役所の課税課に申請してください。

築10年以上の住宅について、トイレや浴室などのバリアフリー改修工事を行う際にも、改修工事完了日から3カ月以内に申請することで、翌年度の固定資産税の1/3が減額されます。 ただし、申告時に65歳以上の高齢者、または要介護認定・要支援認定者、または身体障害者手帳を保有している障害者が住んでいることが条件になります。 なお費用については、その他の補助金を差し引いた額が50万円以上である必要があります。

その他・木造住宅耐震改修費または耐震建替費の補助など

空き家のリフォームについては、「木造住宅耐震改修費または耐震建替費の補助」も適用されます。 こちらは改修工事の費用の80%で上限は100万円です。

補助額は大きいので魅力的ですが、募集棟数は2022年度については先着2棟と競争率が高いです。 次年度にも募集がかかる可能性がありますので、狙っている場合はまずは取手市建築指導課に問い合わせをしてみてください。

取手市の空き家の売却&賃貸の価格相場

取手市の空き家を売却したい、または賃貸として利用したいといった際に目安になる指標は「公示地価」や「坪単価」になります。

2022年の取手市の公示地価の平均は坪単価15万4,901円で、全国的に見ると2/3あたりの1374市町村中439位に位置しています。 取手市は周辺地域と比べてみても、比較的土地価格が手頃で、2022年現在子育て世代などが入手しやすい土地と言えます。

ただし取手市には、2025年にはバチカン市国より大きいと話題の超大型ショッピングモール「イオンモール取手」がオープンする予定となっており、今後取手市の賃貸・売却需要および資産価値は大きく高まっていくことが予想されます。 どういったタイミングでどのような空き家の土地活用、あるいは売却を目指すのか、よく検討することをおすすめします。

取手市の土地価格はエリアによって大きな差がありますので、以下の表を参考にしてください。

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(2022年公示地価より)

取手市内には駅が7カ所あり、交通の便がよい土地と言えます。 特にJR取手駅からは都心まで最短34分と非常にアクセスがよく、好立地な取手駅周辺を中心に土地価格が高くなっています。 とはいえ、最も高い取手1丁目で38万165円と、周辺地域と比べてかなり手頃な価格のため、都内に通勤している若い子育て世代でも手が届きやすく、売却のニーズは高いと言えるでしょう。

大型ショッピングモール「イオンモール取手」が2025年に開業予定の「桑原地区」については、標準地の土地価格が1坪あたり12万3,305円と非常にお値打ちです。 賃貸にしろ、売却にしろ、買い手や借り手がつく可能性が高いでしょう。

また、「常総ニュータウン取手ゆめみの地区」の整備に伴い新設されたゆめみ野駅は、2011年3月に開業した新しい駅です。 周辺に大型スーパーやドラッグストアを備えたショッピングモールをはじめ、病院なども備えており、生活の利便性が高い新しい街として若い子育て世代に人気です。

取手市ならではの空き家のニーズ

ここからは、取手市特有の空き家ニーズについてご紹介します。

アートの町ならではの一軒家賃貸ニーズ

空き家の場合、リフォームしないとなかなか買い手が見つからないし、逆にリフォームにお金をかけ過ぎて失敗してしまうというケースもあります。 どちらがいいのかと悩んだ場合は「DIY型賃貸」という選択肢もありますので、検討してみてください。

DIY型賃貸とは、通常の賃貸借契約とは違って、借主が負担して修繕やリフォームを行える賃貸形式です。 この方法だとリフォーム費用を抑えることが可能です。

もちろんDIY型賃貸の場合、借主がリフォームや改修工事などに興味を持っており、そこに時間が割ける人ということになりますから、対象は限定されます。 ニーズは決して多くはありませんが、少しずつ増えてきているのが現状です。 取手市は東京藝大のキャンパスもあり、アートの町ですから、他と比較するとDIY型賃貸を希望する人の数は多いと言えるでしょう。

学生さんが多い(定期借家にしやすい)

東京藝大のキャンパスがあることから、学生さんが多いというのも取手市の特徴です。 空き家を人に貸した場合、急に条件のいい買い手がついて売却したい、または数年間は貸したいが、将来的に自分で住みたいと考えている場合、家主の希望するタイミングで入居者が出ていかない場合にトラブルになることがあります。

その点定期借家であれば、数年ごとに入居者が入れ替わるタイミングで売却したり自分で住んだりすることができます。 定期借家は定期的に借主を探さなければいけないデメリットがありますが、学生さんが多い取手市では、比較的借主を探しやすく、空き家を定期借家にしやすいのです。

のびのび子どもを育てたい子育て世代のニーズ

取手市は都心までのアクセスが最短で34分という利便性と、保育施設も25あって保育園の待機児童がほとんどいないという特徴があり、子育て世代に人気の地域です。 子どもをのびのび自由に遊ばせることができる大型公園の設備や、キッズプレイルームなどの屋内型施設も充実しています。

将来的に移住を考えている子育て世代にとって、持ち家は時間をかけてじっくり探したいけれど、まずは空き家で生活環境を確保したいというニーズは決して少なくない地域なのです。 借主が気に入れば、賃貸からそのまま好条件の売却、という流れにつながることもあります。

まとめ

取手市は生活の利便性が良く、今後の発展も期待できる土地です。 相続などで取手市内に空き家を手に入れた場合は、そのまま放置するのではなく、「とりで住ま入る支援プラン」をはじめとした取手市ならではの補助金制度を有効利用してリフォームし、好条件な売却や積極的な賃貸運用などをしていくのがいいのではないでしょうか。

取手市内の空き家活用でお困りの方は、シンヴィング住まい情報部までお気軽にご相談ください。

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シンヴィング編集部

1994年創刊の地域情報紙シンヴィング。 もっと『守谷』『取手』『つくばみらい』を合言葉に茨城県南地域の情報をお届けします。

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