暑い夏に! ひさしやオーニングでひんやりリフォーム

暑い夏に! ひさしやオーニングでひんやりリフォーム

  • 2022年8月9日 
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リフォーム生活の知恵

リフォームとは、より快適な住まいを手に入れるために必要なものです。 暮らしの中で暑い夏を実感した時こそ、過ごしやすい住まいを考えてみる良い機会かもしれません。 今回は、暑い夏をひんやり過ごすための手軽なリフォームについてご紹介します。

夏の西日は要注意!

夏の強い西日の力は想像以上に大きく、家の中の温度を急激に上げているのをご存知でしょうか? 特に寝室に西日が当たっている場合は要注意です。西日によって暖められた空気は、夜になってもなかなか下がりにくいものです。 これを冷房で冷やそうとすると、余分に光熱費がかかりますし、一度上がった室温は、外気温の高い夏場は特に、換気だけではなかなか下がりません。 寝苦しい夜は、睡眠の質を下げ、寝不足による日中の集中力の低下や熱中症にもつながります。

室温を上げないためには、夏の厳しい西日を遮るだけでも大きな効果があります。 室内への日差しを遮るには、遮光カーテン、ひさし、オーニング(日よけ)などを設置する方法がありますが、実は日よけは室内側より室外側に設けた方が遮熱効果は高くなります。 遮光カーテンのように室内側で対策するより、ひさしやオーニングで対策した方が室温を上げないためには効果的と言えるでしょう。

西日が入る窓には「ひさし」

ひさしとは、窓や扉の上部の外壁に取り付けられている屋根のような部分です。 最近の住宅では、デザイン上の理由から、窓にひさしを設置しない家も多くなってきました。 ひさしは建蔽率に含まれる場合があるため、固定資産税が上がるのを避けるためにつけない家庭もあるようです。 実際に住んでみてから、やはり必要だと感じる場合には、後付けのひさしをつける方もいます。 ひさし一つで快適な夏に近づけるのであれば、試してみる価値はありそうですね。

見た目もオシャレな「オーニング」

オーニングは、「布製のひさし」とも呼ばれ、イタリア発祥の日よけです。 もともとはカフェや店舗などで多く使われてきましたが、最近では個人住宅でも取り入れる人が増えています。 リモコンで収納したり、長さを調節したりできる可動式のオーニングであれば、建蔽率にも影響せず、オシャレなデザインも多いため、若い世代を中心に人気があります。

ひさしやオーニングは後付けがカンタン!

ひさしや外壁に取り付けるタイプのオーニングは、取り付け工事にかかる時間は1日程度。 室内に入る日差しを手軽にカットし、冷房にかかる電気代を節約できます。 オーニングはウッドデッキと組み合わせれば、日差しや雨の当たらない屋外の快適な空間として、ウッドデッキを十分に活用することができます。

今は、簡単に取り付けられる様々なデザインのひさしやオーニングがあります。 自分の好みや家の雰囲気に合わせて、西側の窓にはひさしやオーニングを取り付けてみてはいかがでしょうか。

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シンヴィング編集部

1994年創刊の地域情報紙シンヴィング。 もっと『守谷』『取手』『つくばみらい』を合言葉に茨城県南地域の情報をお届けします。

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