働く女性の家づくり 第1回 家づくりをどうスタートさせたらいいか

働く女性の家づくり 第1回 家づくりをどうスタートさせたらいいか

  • 2018年10月9日 
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働く女性の家づくり


 
家を建てよう、建て替えをしようと考え始めた時、
まず何から始めたらいいのか、悩まれるのではないでしょうか。
本を読んだり、いろんな建築会社で話を聞いたりしてみるものの、
どの会社に頼めばいいか、選ぶ判断基準が分からないなどの声を聞きます。
そこで、このコーナーでは、建物のこと、お金のこと、収納のことなどに詳しい専門家に
シンヴィングの女性スタッフが、取材をしていきます。
特に女性、主婦の皆さんが知りたい情報を中心に、女性目線の家づくりに注目しました。
奥さん、お母さん、女性が笑顔になって暮らせたら、家族が幸せになれるんじゃないか、
そんな思いで取材をしていきたいと思います。
第1回目の今回は、「家づくりをどうスタートさせたらいいか」です。
 

家を作る前に、どんな暮らしをしたいかを明確にしよう

 
家を建てようと思ったら、開放的なキッチンにしたい、リビングは大きく、
子どもがのびのび暮らせる家に、と夢が膨らみますよね。
どんな家にしようか間取りを考え始めて、住宅展示場を見に行ったり。
間取りによって、暮らしって変わるんじゃないか?そんな気がしていました。
ところが、家づくりのプロに伺うと、「間取りは、もっと後で考えればいいんです」とのこと。
まずは、どんな暮らしをしたいか、家族でとことん話し合っていき、書き出していくといいそうです。
「子どもの『ただいま』の声がどこにいても聞こえるといいよね」
「食品の収納にパントリーが欲しい」
「雨の日でも洗濯物が干したい」
「趣味の部屋を作りたい」
「ロフトみたいなところに寝たい」
「ウッドデッキでバーベキューしたい」
「ガレージはビルトインで」
話をしていくと、思ってもみなかった夫の不満や、子どもの悩みにもぶつかることもあります。
そこをクリアしていかないと、いい家は建ちません。
家づくりは家族のドラマと考えて、ドラマチックな家づくりをしましょう。
 

家づくりの成功のコツは、資金計画から

家づくりを土地から始める場合、
まず土地を探して買ってしまう人がいますが、それも要注意です。
いい物件が見つかったと思って買ってしまうと、
土地代に付帯費用が加算され、思った以上の出費になってしまうことも。
その結果、建物代、庭、家具などに費用がかけられないのは、残念ですよね。
さらに、教育資金や、老後のこと、かかるお金は家のことだけではありません。
これからの人生設計を含めて、トータルで資金計画をしてから、家づくりを考えるようにしましょう。
(資金計画については、第2回で詳しくご説明します)
 

建売住宅と注文住宅の違い

建売住宅は「家を買う」注文住宅は「家を作る」です。
建売住宅は見て買うことが出来ます。
しかし、注文住宅は1から作るので、現物を見ないでスタートです。
どちらがいいかは、人によって向き不向きがあるそうです。
売っているものを買うのか、一から作るのかで、
全く違う家が出来上がるため、どちらが向いているのかも考えたほうがいいでしょう。
 

工務店、ビルダー、ハウスメーカーの違い


家づくり初心者には、建築会社に違いがあることも、よくわかりませんでした。
ハウスメーカー、ビルダー、工務店どう違うのでしょうか?
ハウスメーカーは、全国に拠点を置いて、自社工場で独自の商品ラインナップを持っています。
工務店は、地域密着の大工さん、職人さんの集団で、一棟一棟オーダーメイドの家づくりをしているところが多いです。
ビルダーは、規模からするとハウスメーカーと工務店の間です。
どの建築会社にお願いするかは、お見合いや結婚と一緒で、
この人いいなと思える相手を見つけて、家を建ててもらうことが重要です。
営業さんや職人さんと仲良くなって、
最終的には、よいコミュニケーションが取れるかが、家づくり成功の決め手になってきます。
 
いかがでしたか?これから、連載で家づくりのヒントをお伝えしていきますので、参考にしてみてくださいね。

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シンヴィング編集部

1994年創刊の地域情報紙シンヴィング。 もっと『守谷』『取手』『つくばみらい』を合言葉に茨城県南地域の情報をお届けします。

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