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投稿日: 2018年3月29日

プロレスラー 吉田充宏さん

諦めない!逃げない! 人との出会いから道は開ける

諦めない!逃げない! 人との出会いから道は開ける

国内外でプロレスラーとして
活躍している吉田充宏さん。
試合で忙しい合間をぬい、
もう一つ力を入れているのが
NWH(ニューワールドアワーズ)
スポーツ救命協会の活動。
蝶野正洋氏が代表を務める団体で、
地域防災について考える活動や
救急救命法の講習会などを行っている。
常に新たなことに
挑戦し続けている吉田さんに、
人生にかける熱い思いを伺った。

「プロレスラーになりたい!」子どもの頃の夢を現実に

藤波辰爾選手に憧れ、
友達とプロレスごっこをするのが
大好きだった小学生の吉田少年。
幼い頃から空手を習い、
プロレスラーになるのが夢だったが、
当時は体格制限があり、
身長170センチの吉田さんは
どんなに頑張っても叶わなかった。
しかし諦めきれず、
社会人になってからプロレス好きが集まって
プロレスを楽しむ団体を立ち上げた。
「今思えばプロレスのことなど何も知らずに、
絶対に真似してほしくないような
危ないことばかりしていましたね」と吉田さん。
しかしその様子を
ユーチューブにアップしたところ、
全国からローカルな団体が集まる大会に
出ないかと誘いを受ける。
これが「プロレスラー吉田充宏」誕生の
きっかけとなった。

その頃には体格制限もなくなり
誰もがプロレスラーになれるようになっていた。
デビュー戦は2007年の対リッキー・フジ戦。
2011年3月には地元茨城で
「ごじゃっぺプロレス」を旗揚げした。
趣味である「イベント企画」の手腕を生かし、
自身がプロデュースした「廃墟プロレス」
「資材置き場プロレス」なども次々に成功。
DDTプロレスリングなど
メジャーな団体ともパイプができ、
あこがれの藤波辰爾選手と対戦も実現した。
また、オーストラリア遠征などの実績を積み上げ、
2015年には日本とベトナムの
異文化交流フェスティバルで、
プロレスを知らないベトナム人に向けて
プロレス大会を興行。
ベトナム人を熱狂させ、
ベトナム人レスラーを誕生させるなど
ベトナムのプロレスの歴史の1ページを開いた。
その功績が評価され、
ベトナム外務局より感謝状も頂いた。

どんな事も逃げずに受け止めること

こうして話を伺うと
順調な道を歩んで来たかのようだが
「もちろん、上手くいかないこともありました」
と吉田さん。
人生のどん底を味わうこともあったが、
そんな時も
プロレスが自分を助けてくれたという。

「プロレスの技を受ける時って、
逃げないんですよ。
逃げたら自分の身体作りに
自信がないってことでしょ。
9割は受けるのがプロレス。
けど痛いですよ。
けど相手の技を受ける
勇気と技量っていうのがなければ、
一流にはなれない。
そんな中の一握りが
ちゃんとチケットを買って来てくれる
お客様の気持ちになって
一流のパフォーマンスができるんです。
技の間、タイミング、表情、
すべてが一流なんです。
ぜひそのような観点から
プロレス観戦してみてください。」

プロレスは、お客さんも一緒になって楽しんで、
その場の一体感を作っている。
たくさんの良い出会いがあり、
それが自分の支えになっていることを
実感した瞬間だ。
「リングに上がってプロレスラーの顔になれば、
嫌なことも忘れられました。
自分の入場曲がなるとスイッチが入りますね。
人生って思うんです…。
与えられる前に与えていれば
助けてくれるんだなって思えたし、
落ち込んだ時期も、逃げすに受け止めて、
前に進んだからこそ、今があると思っています」。

最近ではプロレスラー界の大御所、
長州力選手に認められ、
オファーをもらえるようになるなど、
さらに躍進している。
「メジャー団体から呼ばれるのは
とても名誉なことです。
今まで続けてきた
ごじゃっぺプロレスの役割を終えて、
これからはもう少し欲を出して
自分自身を再度自己プロデュース
してみたいなと思っています。
リングの上でやりたいことやって、やりきって
次のステップにいければと思っています」。

救急救命と地域防災の啓発活動に尽力

そんな吉田さんが昨年から取り組んでいるのが、
プロレス界の大先輩であり
タレントとしても活躍する
蝶野正洋氏が代表を務める
NWHスポーツ救命協会の活動。
自分の身は自分で守れる、
また近くにいる人同士で声を掛け合い
助けられるようにと救急救命と地域防災の
啓発活動を行っている。

今年はAED(自動体外式除細動器)の使い方や
救急救命法の講習など防災イベントを開き、
またプロレスを見てもらう場も
作りたいと考えている。
「リングが置いてあると
何をやっているんだろうと人が集まるでしょう。
子供たちにプロレス教室をやったりして
注目してもらい、同時に救急救命についても
学んで貰えるといいですよね。
そして学んだことを他の人にも
伝えてあげて欲しい。
自分の大切な人が倒れたとき、
助けてあげられるのは
一番近くにいるあなたなんですという
メッセージを伝えたいです」。

夢を叶えるためにゴールから逆算する

吉田さんはまた、
小・中学生に向けた講演会も行っている。
テーマは『夢を叶える逆算の法則』。
「ゴールを定め、ゴールから逆算して、
ゴールにたどり着くためには
今、何をやらなければならないかを考えよう」
と話す。
「最も大事なのは、
なりたい自分をイメージすること。
すると、潜在意識が発動されて
自分に有益な情報や物事が
見つけられるようになってきたり、
向こうからやってきたりする。
そうしてなりたい自分に近づいていけるんです」。
そんな吉田さんはもちろん、
「藤波さんや長州さんと試合する自分を
イメージし続けていたから、
ちゃんと現実になりました!
次の目標は、武藤さんと試合をすること。
それと、今はセミリタイヤ中の僕のボスの
蝶野正洋をリングにあげることですね」と笑う。

まだ夢が見つからない人は
どうすればいいのか。
「まずはいろんな人に会って、
いろんな話を聞いてほしい。
言葉が持っている力、
言霊ってあると思うんです。
実際に会って言葉を交わしていると、
自分にヒットする言葉が飛んでくるかもしれない。
夢を見つけたら、
いつから挑戦するか決めるのは自分で、
もう遅いってことはないと思います。
人生の前半でどれだけ挫折したかが、
後半の人生をより良いものに
変えていくこともありますよね」と
メッセージを送る。

ご自身も常に目標をもって
前を向いて歩いている吉田さん。
今後は地域の防災活動に力を入れ、
地元つくばみらい市のために
安心安全な街づくりに貢献できればと考えている。
そして、幅広い人脈と経験を生かし、
プロレスのイベントではマイクを持って
絶秒なトークで会場を盛り上げ、
試合では「魅せる」プロレスで
お客さんの期待に応える。
今年は藤波辰爾さんのドラデションや
長州力さんのパワーホールに参戦が決まっており、
ますます今後の活躍が楽しみだ。

プロフィール

諦めない!逃げない! 人との出会いから道は開ける

プロレスラー
吉田充宏[Mitsuhiro Yoshida]

1979年 つくばみらい市生まれ・在住
身長170cm 体重80kg
趣味 政治を勉強すること
特技 イベント企画

2007年 リッキー・フジ戦でプロデビュー
2010年 前代未聞の「廃墟プロレス」を開催
2011年 地元茨城で「ごじゃっぺプロレス」現GJPプロレスリングを旗揚げ
2015年 ベトナム、ダナン越日フェスティバルでプロレスを興行
2017年 NWHスポーツ救命協会の渉外に就任
2018年 アスリート支援団体NWS『ネクストワールドスターズ』の代表に就任
http://reality28.wixsite.com/mitsuhiro