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投稿日: 2017年7月21日

みらいフェスタ実行委員会 委員長
吉谷 和眞さん

「みらいフェスタ」で 夏休みの思い出作り

「みらいフェスタ」で 夏休みの思い出作り

8月5日(土)、
今年も恒例の「みらいフェスタ2017」が行われる。
つくばみらい市の商工会青年部が中心となり、
毎年8月の第1土曜日に開催されているもので、
今年で11回目。
「地域の子供たちに夏の思い出を作ってあげたい」、
そんな思いで続いてきた
地域のお祭りを盛り上げようと
実行委員を中心に準備を進めている。

子供の頃の思い出を自分の子供にも

「みらいフェスタ」の前身は
1974(昭和49)年に第1回が行われた
「伊奈の祭り」。
当時は盆踊りがメインの地域のお祭りだった。
それから40年以上歴史は引き継がれ、
谷和原村と合併してつくばみらい市が誕生したのを機に
「みらいフェスタ」と名前を変え、
会場もそれまでの総合運動公園から
みらい平駅前に移した。
従来の盆踊り大会に加え、
キャラクターショーやお笑いライブなど、
子供から大人まで楽しめるイベントが
盛りだくさんの内容となり、
多くの人が訪れる夏の風物詩となった。

 

今年の「みらいフェスタ」をまとめるのが
実行委員長の吉谷さん。
本業の畳屋の傍ら、準備に奔放する毎日だが、
「地域への恩返しと子供たちの笑顔のために」
がんばっている。
「自分も小さい頃、
家族に連れられてお祭りに行きました。
父親がやっぱり青年部で、
忙しそうにしている父のところに行って、
出店のジュースや小遣いをもらったりして。
中学生の頃になると、
友達と一緒に行くのが楽しみでしたね。
子供は夜出掛けるっていうだけで
テンション上がるでしょ。
会場で友達に会って、
向こうに誰々がいたよーなんて。
何かを見たって記憶はほとんどなくて、
友達と買い食いしながら
わいわい遊んでいたね」と語る。

 

子供の頃の楽しかった
夏の思い出がいっぱい詰まっているお祭り。
小学生と幼稚園児の2児の父親になった今、
「自分が子供の頃にしてもらったように、
今度は自分たちが子供たちに
祭りという場を提供してあげる番」と感じている。

異業種交流で得られる情報と刺激

吉谷さん自身は畳屋さん。
高校卒業後、職業訓練校で学び、
外で修業をした後に実家に戻った。
「仕事をする父親を間近で見て育ち、
子供の頃から何の疑問ももたず、
将来は畳屋になると思ってました」と話す。
「地元は知り合いもいっぱいいて、
やっぱり温かいですよ。
それとお客さんであるおじいさんやおばあさんと
直接話ができるのも楽しいですね」。

 

23歳で実家に戻った時、
誘われるままに何となく入ったという青年部。
今では中核となり、
青年部の活動にも積極的に取り組んでいる。
「青年部はいろんな業種の自営業者の集まり。
異業種の人と話したり、情報交換することで、
いろんな知識も得られるし、刺激にもなる。
そこで得た知識を
お客さんに教えてあげることもできるので、
とっても役立っていますよ」と話す。
青年部の活動は市内だけでなく、
近隣のブロックの青年部との交流もあり、
イベントなどではお互いに協力し合うこともある。
今回の「みらいフェスタ」でも
つくば市や土浦市新治など
他の青年部の出店も予定されているそうだ。

若者が頑張る姿を見せて地域に恩返し

今回、初めて
実行委員長を務めることになった吉谷さんに、
「一番の苦労は?」と尋ねると
「会場の確保」と即答。
初めて開催した当初は広々していたみらい平駅前も、
次々にマンションや商業施設が建設され、
祭り会場だった空き地が
翌年にはなくなっていることもしばしば。
毎年、会場として使える
広い県有地を探すのが一苦労だそうだ。
今年は駅の西側、紫峰ケ丘に場所を確保したが、
駐車場のアクセスが悪いのが難点で
渋滞などを懸念しているといい、
「なるべくTXや
徒歩、自転車でお越しください」と呼びかける。

 

いろいろな苦労をしつつも続けてこられたのは、
地域に恩返しをしたいという思い。
「自分たちの仕事があるのは地域の人たちのおかげ。
地元の自営業者の若者たちが頑張っているよ、
という姿も見てもらいたい。
自分たちが一つのカンフル剤となって、
地域が元気になれば何より」。

 

いろいろな業種の
プロフェッショナルが集まっている青年部。
祭りでは、それぞれの技が十二分に生かされる。
土建屋がステージを造り、やぐらを組み、
電気屋が配線をして照明を取り付けるといった具合で、
20人の実行委員を中心に、
62人の青年部員が総出で準備にあたって
祭りを盛り上げる。
昨年の来場者はおよそ1万5千人。
やぐらの上から見ると人、人、人だ。
「真夏の炎天下で、汗だくどころじゃなくて、
ぐだぐだになりながら準備をするけど、
大勢の人が楽しんでいる様子を眺めると
苦労も吹き飛ぶね」と、
今年も会場が人で埋め尽くされることを
楽しみにしている。

これからも長く続けられるように

地域にすっかり定着した
「みらいフェスタ」だが懸念もある。
つくばみらい市はまだまだ新しい街。
新しい住人が増え続けているが、
これからどう発展していくかは未知数だ。
ただ自営業者が減っていくことは避けられず、
青年部のメンバーの確保も
難しくなっていくと思われる。
そのような状況でどのような形で続けていくのか。
「祭りというよりフェスという感じで
規模が大きくなってしまい、
昔のようなアットホーム感が失われたという
意見も聞きます。
今と同じような形での
運営、開催が難しくなったとき、
規模を縮小するのか、
またはボランティアを入れて
住民参加型のイベントにしていくのか、
考えなければならないでしょうね」と
心配しつつも、
「自分たちでできるうちは、
今の形でやっていきたい」と力を込める。

 

今年のみらいフェスタでは
戦隊ヒーローショーのほか、
お笑いライブにテレビで活躍中の
芸人「ロッチ」が出演することでも注目されている。
「子供たちが楽しめれば楽しい祭りになる」と、
地元のキッズダンスサークルなどによる
ステージ発表や盆踊り、
地元の商店による多数の出店など、
イベント盛りだくさんで準備を進めている。
「青年部一同、
みなさんの笑顔を見るためにがんばっているので、
こぞってご参加ください!
日陰で休めるようテントも用意して
お待ちしています!」

プロフィール

「みらいフェスタ」で 夏休みの思い出作り

みらいフェスタ実行委員会 委員長
吉谷 和眞さん[Kazuma Yoshiya]

1974(昭和49)年に第1回が行われた
「伊奈の祭り」が前身となる。
谷和原村と合併してつくばみらい市が誕生したのを機に
「みらいフェスタ」と名前を変え、
今年で11回目。
つくばみらい市の商工会青年部が中心となり、
毎年8月の第1土曜日に開催されているもので、
吉谷さんは、2017年の実行委員長。

 

つくばみらい市商工会青年部主催
みらいフェスタ2017
8月5日(土) 午後1時30分~ 雨天決行

・芸人お笑いライブ(ロッチ、土佐兄弟、ハナコ)
・宇宙戦隊キュウレンジャーショー
・FUNKISTライブ
・ミニSL 午後2時~
・セグウェイ乗車体験
・キッズダンス、盆踊り 他
会場:TXみらい平駅西側
紫峰ケ丘特設会場
(みらい平駅から徒歩13分)